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突然の叔母との別れ

文京区に住む叔母の突然の死

虫の知らせとよく言うが、私が自分でも不思議なくらい・・・家族に言わせると何かに取り付かれているかのように、熱心に葬儀のことを調べていた頃、母の妹で、昔から病弱気味の叔母の様態が良くないので入院するとの話を母から聞かされたのは、叔母の死のわずか三週間ほど前のことでした。叔母は若い頃から病弱が故に独身を貫いたため、身よりは世話をしていた叔父(母の兄)と母しかいない。幼き頃から私のことを、我が子のように可愛がってくれた人。私にとっては家族も同然ではあったが、私が結婚した頃から徐々に会う機会が減り、年に1~2度実家に帰ったときに会えるかどうかにまで疎遠になってしまっていた。

この知らせを聞いた時、まず最初に頭を過ったのは半年前の恩人の死であった。不謹慎ではあるが、そのとき叔母の死を予感したわけではないが、早々に会っておくべきと気が急かされるように感じたのは、虫の知らせの前兆なのか?半年前の別れのトラウマなのかは知らないが、胸騒ぎのような感覚をなぜか覚えたのは事実である。そしてその胸騒ぎは現実のものとなり、医者からご身内に知らせる旨の宣告を受けた後、心づもりを母と叔父と私の3人で話し合ったのは叔母の死の3~4日前だったと記憶している。そのとき不謹慎とは思いながらも、私から叔父に葬儀について口火を切ったのには、母も驚いていた。後で聞いた話だが、その時の私の話口調は、まるで葬儀社のスタッフのようだった・・と叔父が語ったように、私の中では親愛なる叔母をどのように見送ってあげるかが決まっていたのだと思います。

事前相談と登録入会

叔父との密約(葬儀に関する全権委任の承諾)を取るや否や、私は車で上野方面に向かった。葬儀社と式場を最終的に見定めるためにです。
向かった先は、前述のスペースアデュー。事前の電話も無しに飛び込んだので、館内スタッフは当日の通夜の準備で大忙しの状態。それでも私の悲壮感に満ちた顔を見て、対応してくれた男性スタッフが察してくれたようで、すぐに相談室に通され、焦る私の口調とは裏腹に、ゆっくりと話に聞き入ってくれました。まるで子供の話を大人が聞くように包み込むように・・・・。 私の場合、数ヶ月前にここの見学会に参加したことで下調べが出来ていることもあり、後はより具体的にこちらの言い分を理解してくれるかどうかであった。

叔母はああいう人生を歩んだためか、神も仏も信じないような性格だったので、お坊さんとか、お経とか、戒名といった仏式葬儀は必要なく、無宗教の葬儀を希望した。その代わり、親族やごく親しかった友人や趣味の手芸サークルの仲間だけの総勢20名位の小さな葬儀、いやお別れ会なるのもをこの会館でやってあげたかった。

私の無理難題に対応するスタッフが困るのは百も承知で、私の思い描くお別れの形を述べたのだが、要望の一部始終を聞いた後、ニッコリと微笑んで、「ハイ、判りました。」と一言で終った。そして少し待つと、私の要望にほぼ合致した内容のモデルプランの見積書を提示し、見積書の詳細を当たり前のように説明してくれた。勢い勇んで捲くし立てた私が、肩透かしを喰らったように、全てが許容範囲かのごとく・・の振る舞いであった。 そして最後に、この会館、この葬儀社の利用者のほとんどが、私のように事前相談や見積りを受け、「プレニード会員」という事前登録をされて、安心してその日を迎えられているとの説明を受けたので、有無を言わず入会手続きを済ませ、帰路についた。なぜかほっとした気持ちで車を走らせたことを昨日のように覚えている。

プレニード会員制(事前予約・事前登録)

欧米では、生前に本人又は家族が特定の葬儀社と予約(契約)を取り交わすことが一般的らしく、日本でも最近になってようやく広まってきているものの、互助会的な積み立てや葬儀社自体のお客の抱え込みの手段の域を脱していないところがあるとの見方も出来る。
ただこのスペースアデューにおいては、事前登録する方の気持ちがよく解るような気がするのは私だけだろうか・・・・・。

※スペースアデューのプレニード会員

入会登録時に一万円を払い、所定の申し込み書に記入するだけで、その後は一切の積み立てや会費は必要ない。申し込み者は本人でも、家族でも良いが、申し込者から2親等の範囲で利用できるので、私の場合、母名義で申し込んだ。(叔母は母から見て2親等)。登録後も無料で家族への名義変更は可能とのことでした。

間違っているといけないので、詳細は直接当事者へ確認してください。
 

 
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